チコちゃんで紹介！インドネシアの米の消費量と米事情について【世界1の米好き大国】

「ボーっと生きてんじゃねーよ！」の決め台詞で有名な教養型バラエティー番組『チコちゃんに叱られる！』でインドネシアが取り上げられました。

2020年4月3日（金曜日）放送の同番組の中で、世界の米の消費量ランキングが紹介されていました。

その中で、インドネシアは堂々の世界1位を獲得！

興味深い内容だったので、当エントリーで更に深掘りしていきます。

世界の米の年間消費量ランキング　インドネシアは堂々の世界1位

世界の米の消費量ランキングで、インドネシアは、なんと中国を抑えて世界一位！

チコちゃんでは1位から3位までが紹介されていました。

それによると・・・

1位：インドネシア（年間1億2590万トン）

2位：中国（年間1億1250万トン）

3位：ブラジル（年間7530万トン）

とのことです。

出典：2020年4月3日放送　『チコちゃんに叱られる！』（NHK）

インドネシアの米の生産量は世界3位！

ジョグジャカルタの外れにあった田んぼ

世界の米の生産量ランキング

1. 中華人民共和国（2億1212万トン）
2. インド（1億7258万トン）
3. インドネシア（8303万トン）
4. バングラデシュ（5641万トン）
5. ベトナム（4404万トン）
6. タイ（3219万トン）
7. ミャンマー（2541万トン）

出典：Food and Agriculture Organization of the United Nations (FAO) – FAOSTAT – Production, Crops, Rice, Paddy, 2018

インドネシアの米の生産量は8303万トンで世界3位となっております！

ただ、これだけ生産していても、インドネシア人の米の年間消費量は、世界平均の53キロの約3倍もあり、需要を補うために輸入に頼っているのが現状です。

ちなみに、日本は972万トンで、世界13位となっております。

世界で1番、米を愛するインドネシア人たち

チアンジュール（ボゴールとバンドゥンの間あたりにある町）のフードコートにて

インドネシア人は本当に米を愛しています。

「米を食べなきゃ飯じゃない」というほど、毎食毎食、米を食べます。

私が「最近、炭水化物を取りすぎているから・・・」と米を控えようとすると、「体調が悪いのか？」「糖尿病か？」などと心配される程です。

アメリカのアーカンソー大学の調査によれば、1人当たりの年間の米の消費量は148キログラムとなっており、日本人の約2.5倍の米を消費しているそうです。

ちなみに、インドネシアでは1キロ100円程度で米が買えます。

インドネシアの米を使った料理

インドネシアの米を使った料理で最も有名なのはナシゴレンだと思います。

ナシゴレンのナシは米という意味です。

インドネシア料理には、「ナシ○○」という料理がたくさんありますが、それらは全て米が絡んだ料理となります。

ジャカルタのモールで食べた激辛ナシゴレン

その他にもナシパダンもインドネシア人には大人気です。

パダン料理は美味しいことで有名で、他にもサテパダン（パダン風の焼き鳥）が有名です。

バナナの葉にくるまったナシパダン

まとめ

インドネシアは世界1位の米の消費大国であり、世界3位の米の生産大国でもあります。

そんな世界1の米好き大国であるインドネシアには、たくさんの米料理があります。

興味を持っていただけた方は、近所のインドネシア料理屋に行ってみるのもよいのではないでしょうか？