つい10年~20年くらい前まではインドネシア駐在は人気が高いとは言えず、企業も駐在員を送り込む際には結構な額の危険手当を出していたとの話を聞いたことがあります。
ところが、時代は移り変わり、ここ最近(体感的には、2017年~2018年頃から)では、駐在員のみならず現地採用やノマドワーカーからも人気の国の1つとして挙げられるようになりました。
駐在員が住みやすい理由
ドイツの調査会社InterNationsが発表した駐在員が住みやすい国ランキング「Expat Insider 2022」によると、インドネシアは世界2位にランクイン。※日本は47位(ワースト6位)
なんと外国人駐在員の91%がインドネシア生活に満足してるとか!
各項目を詳細に見ていくと、
- 移住のしやすさ:世界1位
- 住居(見つけやすさ含む):世界2位
- 個人収支:世界3位
などが高い順位を占めています。
物価や家賃が安く、可処分所得が増え、貯金などしやすい環境にあります。
ただ、「生活の質」に関しては、世界41位。
交通渋滞(交通規制)や大気汚染、洪水、インターネット検閲、医療の質などに不満に思っている駐在員が多いようです。
駐在員が住みやすい国 トップ10
- メキシコ
- インドネシア
- 台湾
- ポルトガル
- スペイン
- アラブ首長国連邦
- ベトナム
- タイ
- オーストラリア
- シンガポール
駐在員が住みにくい国 ワースト10
- クウェート
- ニュージーランド
- 香港
- キプロス
- ルクセンブルク
- 日本
- 南アフリカ
- トルコ
- イタリア
- マルタ
【ノマドワーカーは無税】インドネシア政府がノマドビザを新規発行
インドネシア政府は「Digital Nomad Visa」なる新規VISAを提供予定。
リモートワーカーは国外から収益がある限り、5年間税金を納めることなく、インドネシアに滞在することが可能になるようです。
まとめ
インドネシアは駐在員の住みやすさランキングで世界2位の位置にランク付けされ、さらに今後はノマドワーカー向けの新規ビザも発行するとのこと。
どんどんインドネシアが住みやすい国へとアップデートされてますね。
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