【ジャカルタの交通規制】ナンバープレートの「偶数奇数」で制限【区画と時間も】

インドネシアの基本情報

ジャカルタの交通渋滞は世界最悪の水準であり、現地人や在住者はいつも頭を抱えています。

そんななかで行政が渋滞の解決策として、2016年からナンバープレートの番号を利用した交通規制をかけるようになりました。

ナンバープレートの末尾の数字で偶数(Ganjil)と奇数(Genap)に分けて、ジャカルタの主要な道路では偶数日には偶数のナンバーしか通れない、奇数日には奇数のナンバーしか通れない場所が存在します。

ジャカルタでGrabやGojekを利用する際、ドライバーから「偶数ナンバーだからダメだ」などと断られるケースは珍しくありません。

本記事では、そんなジャカルタの交通制限について解説していきます。

交通制限を行う理由

交通規制のイメージ画像

ジャカルタは交通渋滞のメッカとして世界にも知られています。

そんな交通渋滞の緩和策として設けられたのが、ナンバープレートの末尾の数字を用いて偶数と奇数によって使える道を制限した交通規制なのです。

元々は、3 in 1(1台の車にドライバー含めて3人以上でないと規制区域内に入れない)という規制をかけていたのですが、ほとんど効果がないため廃止とし、その代替案として浮上したのが「偶数奇数ルール」でした。

2016年からこのルールが試験的に導入されましたが、2019年には更に規制区画を拡大。

一定以上の効果を実感できたため、本格的に導入することにしたのだと考えられます。

ジャカルタ在住歴の長い方は「以前よりかはマシになった気がする」と言っていました。

聞いた話によれば、最近はジャカルタよりバンコクの方が渋滞が酷いらしく、近いうちに「世界最悪」という汚名を返上するかもしれません。

ちなみに、ナンバープレートの末尾が偶数と奇数で終わる数は比較的均等が取れており、偶数が49.95%で奇数が50.05%とのことです。
※数字の「0」は偶数としてカウント

交通制限が適用される区画と時間

区画

2016年は9つの道路のみの規制だったのが、2019年に規制区画が拡大されたため、25の道路にまで規制が適用されました。

ジャカルタの交通規制を図解したもの

出典:TMC Polda Metro Jayaのtweet

1. Jl. Pintu Besar Selatan
2. Jl. Gajah Mada
3. Jl. Hayam Wuruk
4. Jl. Majapahit
5. Jl. Medan Merdeka Barat
6. Jl. M.H. Thamrin
7. Jl. Jenderal Sudirman
8. Jl. Sisingamangaraja
9. Jl. Panglima Polim
10. Jl. Fatmawati (mulai dari Sp. Jl. Ketimun 1 s.d Sp. Jl. TB Simatupang)
11. Jl. Suryopranoto
12. Jl. Balikpapan
13. Jl. Kyai Caringin
14. Jl. Tomang Raya
15. Jl. Jenderal S. Parman (mulai dari Sp. Jl. Tomang Raya s.d Sp. Jl. KS.Tubun)
16. Jl. Gatot Subroto
17. Jl. M.T. Haryono
18. Jl. H.R. Rasuna Said
19. Jl. D.I. Panjaitan
20. Jl. Jenderal A. Yani (mulai dari Sp. Jl. Perintis Kemerdekaan s.d Sp. Jl. BekasiTimur Raya)
21. Jl. Pramuka
22. Jl. Salemba Raya Sisi Barat
23. Jl. Kramat Raya
24. Jl. St. Senen
25. Jl. Gunung Sahari

時間

月曜日から金曜日まで
※土日祝日は適用外

  • 6:00-10:00
  • 16:00-21:00

主に、平日の通勤・帰宅ラッシュ時に適用されています。

まとめ

世界最悪とも言われたジャカルタの交通渋滞ですが、偶数と奇数で使える道を制限する交通規制をかけたことにより、多少の効果は発揮できたようです。

この規制を回避するには偶数と奇数ナンバーの車をそれぞれ所有するか、タクシーやトランスジャカルタなどの公共交通機関を利用するしかありません。

不便ではありますが、これによって渋滞や大気汚染が緩和されるメリットの方が大きいのではないでしょうか。

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