2019年から2020年の年越し、私はパーティー島(パーティー・アイランド)と言われるロンボク島の隣にあるギリ・トラワンガンに行ってきました。
もともとは欧米のバックパッカーからパーティー・アイランドなどと呼ばれ評価されていたのですが、沢尻エリカの元夫である高城剛によって紹介され、日本でも知られることとなりました。
実際に行った感想としては「もはや、インドネシアではない」です。
肌感覚で欧米人の観光客が95%を上回っていました。
ガンガンとクラブミュージックが鳴り響き、欧米人の観光客が酒を飲んでは踊り狂い、自分がどこの国にいるのか分からなくなります。
本記事ではそんなパーティー島であるギリ・トラワンガンが、1年間の内で最も盛り上がるであろう年越しの様子をお伝えします。
ギリ・トラワンガンのパーティーが盛り上がる場所
バンガローの夕食会で仲良くなったギリ・トラワンガンに4回来たことがあるというスラバヤ出身のインドネシア人カップルに案内してもらい、ギリ・トラワンガンで最も盛り上がる場所にまで連れていってくれました。
バンガローには、他にもロシア人女性のバックパッカー達もいて、計10人ほどで目的地へと向かいました。
上記のマップの赤い矢印のあたり一帯がパーティー会場と化しておりました。
中心地全体がクラブの箱と言ったところでしょうか。
目的地に向かって歩いていくと・・・
暗闇の中を歩くのにスマホのライトが必要なほど暗かった島の北の方から来ただけあって、別世界が広がっているかのような感覚に襲われます。
日本の年越しとは正反対のどんちゃん騒ぎですね。
欧米人はクリスマスは家族とゆっくり過ごし、年越しで友人や恋人たちと盛り上がるとは話には聞いていましたが、初めての海外での年越しなのでテンションが上がりました。
ギリ・トラワンガンの年越しは花火が上がる
年越しの時間になるとクラブ会場から表に出て、続々と海沿いに集まり、カウントダウンが始まります。
0時ピッタリに花火が上がります。
日本のような花火ではありませんが、現地は大盛り上がりです。
ほとんどの花火はまっすぐ上に上がるわけではなく、四方八方に飛んでゆきます。
私たちの頭上で花火が爆発、皆、耳を抑えながらしゃがみ込み、凄まじい耳鳴りで一瞬、聴覚を失いました。
一瞬、耳が聞こえなくなったことに焦りを感じましたが、近くにあった装飾に火が燃え移り、女の人の悲鳴が聞こえてきた事に安堵し「ああ、良かった」と胸をなでおろしました。
「スティーブン・スピルバーグの映画『プライベート・ライアン』の冒頭で主人公がオマハ・ビーチに上陸し、近くで爆発があった後にキーーンと耳鳴りするシーンみたいだったね」とアメリカ人の友人と盛り上がりました。
ギリ・トラワンガン旅行に向いている人・向いていない人
ギリ・トラワンガン旅行に向いている人
・カップルあるいは大人数での旅行
・パーティー好き
・インドネシア在住者(外国に来たかのような錯覚を味わえます)
ギリ・トラワンガン旅行に向いていない人
・1人でゆっくりしたい人
・ワイワイするのが苦手な人
・インドネシアっぽさを求めている人
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