本記事では、インドネシアの通貨であるインドネシアルピア(IDR)の為替レートの最新情報を利用した計算方法と使い方や、紙幣やコインの種類について解説していきます。
インドネシアルピア(IDR)の種類
IOSで制定された国際標準では、インドネシアルピアは「IDR」と表記されますが、インドネシア国内では「Rp(ルピア)」の通貨記号でとおっています。
紙幣
- 1,000ルピア
- 2,000ルピア
- 5,000ルピア
- 10,000ルピア
- 20,000ルピア
- 50,000ルピア
- 100,000ルピア
コイン
- 100ルピア
- 200ルピア
- 500ルピア
- 1,000ルピア
ジャカルタやバリ島など、インドネシア全土で使われているお金です。
ルピア(IDR)⇔日本円(JPY)の最新の為替レート【プログラムにより自動取得】
ルピア | 日本円 |
Rp 1,000 (黄色のお札) | 0円 |
Rp 2,000 (灰色のお札) | 0円 |
Rp 5,000 (茶色のお札) | 0円 |
Rp 10,000 (紫のお札) | 0円 |
Rp 20,000 (緑のお札) | 0円 |
Rp 50,000 (青いお札) | 0円 |
Rp 100,000 (赤いお札) | 0円 |
Rp 1,000,000 =1 juta (赤いお札×10) | 0円 |
※ドルや円に比べたら弱いですが、アジアの通貨の中では比較的、信用度の高い部類に入っています。
ルピア→円への計算(換算)方法
ルピアから円への換算方法は、その時々のルピア(IDR)と円(JPY)の推移によって計算方法が変わってきます。
上記の「1000ルピア ➡ 日本円」のボックス内の日本円の数字によって変わってきます。
- 「7円」と表示されていたら、0を3つ抜いて7をかける
- 「8円」と表示されていたら、0を3つ抜いて8をかける
- 「9円」と表示されていたら、0を3つ抜いて9をかける
といった計算方法となります。
例:「8円」と表示されている時の70000ルピア
①70000から0を3つ抜きます→70
②「8円」と表示されているので、7をかけます→70×8=560円
ルピアを使う際の注意点
チップ
インドネシアにはチップの文化はありません。
ただし、タクシーや屋台などでは少額のお釣りは要求しないことが慣例となっています。
また、レストランなどではあらかじめサービス料(5~15%)が会計に含まれている場合が多いです。
1Kならぬ1R
英語では1000を1Kと表記しますが、インドネシアでは1000を1Rと表記します。
57Rと書かれていたら57000ルピアということになります。
タクシーを利用する際には細かいお金が必要
インドネシアを観光する場合、タクシーを利用する方が多いと思います。
タクシーのドライバーはお釣りを持っていないこともあるので細かいお金を用意することをおすすめします。
GrabであればOVO、GojekであればGoPayなどの電子マネーを利用出来ますが、短期旅行であれば、むしろ入金までの手間などが増えて面倒なので、現金支払いで利用される方が多いと思います。
自動車配車サービスで手配したドライバーはほとんどの人が現金を持っていません。
現地の方は、ほぼ全員が電子マネーで決済しているからです。
なので、タクシー以上に細かいお金を用意しておいた方が良いでしょう。
現金よりクレジットカードを使うべき
インドネシアに限らずとも、外貨へと両替する際には大きな手数料が取られてしまいます。
海外ではスキミングの被害を恐れてクレジットカードを使わない人もいます。
しかし、一般的にスキミング被害は保険対象内です。
筆者はインドネシアでは、スキミング被害には一度もあったことがありませんが、現金とクレジットカードを盗まれたことがあります。
現金は、当時のレートで約16000円分でしたが、盗まれてしまったものは取り返しがつきません。
ところが、クレジットカードの場合はすぐにカード会社に連絡して停止したので、カードの再発行手数料として1000円ほど払っただけで済みました。
多くの現金を持ち歩くより、クレジットカードを利用されることをおすすめします。
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数字が分からなかった場合
短期間の観光のためにインドネシア語の数字を覚えるのは「割に合わない」と感じる方が多いと思います。
バリ島などの観光地やジャカルタの中心部では英語が話せる人が多いです。
しかし、英語が通じなかった場合には、単純にiPhoneやAndroidの電卓の画面を見せるだけでことが済みます。
インドネシアには優しい方が多いので、慌てて電卓の画面を見せても嘲笑したり、怒るような人は絶滅危惧種動物なみに少ないと思います。
※ウクライナでは英語がほとんど通じず、かつ筆者がロシア語が分からなかったため何度もバカにされました。
困ったときは文明の利器に頼っても全く問題ありません。
むしろ現地の人が助けてくれるかもしれません。
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